ウブド村についての基礎知識、祭礼や慣習の情報など

インドネシア・バリ島に旅したい方、バリ島に興味があるという方向けに、バリ島ウブド村の祭礼や慣習などについて纏めました。

良き日を選ぶ

結婚に「良き日」は、葬儀にも「良き日」?

バリには何かにつけ、良き日・悪しき日があります。

個人的なことでは、旅立ちに良い日、髪を切るのに良い日、習い事を始めるのに良い日、瞑想に良い日、など。

地域ぐるみのことでは、農作物の種蒔きに良い日、田植えに良い日、家を建て始めるのに良い日などなど、際限なくバリカレンダーに事細かに説明書きされています。

日本にも昔は色々あったであろう風習かも知れないですね。

後のコラムで説明しますムニカアン(結婚式)や、ンガベン(お葬式)の日取りも僧侶に相談し良い日を選びます。

そして、稀にこんなことが起こるのです。

日本では大雑把に解釈して、結婚に良い日は大安、葬儀などに適した日は仏滅となりますが、バリ島では結婚に良き日が葬儀に良き日であったりもするのです。

そして大抵の場合、結婚式は午前中(披露宴や結納は午後からの場合が多い)、葬儀は午後に行われますが、同じ日に結婚式と葬儀、両方の招待状が舞い込むなんてことも起こります。

これは日本ではあまりないことですよね。

結婚式を行う家と葬儀の家が遠い場合は、妻は結婚式、夫は葬儀といった具合に夫婦で手分けして参列することもあります。

時には、結婚式用の華やかな正装の帯だけ喪章の黒に換え、そのまま葬儀に馳せ参じるなんてこともあるのです。

バリの美しい正装については、また別のコラムでご説明しますね。