ウブド村についての基礎知識、祭礼や慣習の情報など

インドネシア・バリ島に旅したい方、バリ島に興味があるという方向けに、バリ島ウブド村の祭礼や慣習などについて纏めました。

ハリ・バニュビナロ

日本文化との共通点 「水は命の源」

サラスワティの日の翌日は「ハリ・バニュビナロ」、バニュビナロの日です。

サラスワティの日は必ず土曜日なので、その翌日の日曜日がバニュビナロの日となります。

サラスワティの日は本に供物を供える日ですが、このバニュビナロの日はお世話になっている先生や精神的なグル(高僧や導師など)の自宅を訪問する日になっています。

バニュビナロの一日は早朝の沐浴に始まります。

水浴と沐浴とは意味が少し違って、水浴はシャワーを浴びる感覚ですが、沐浴の場合はちゃんと供物を持参し、場所によってはカマン(布)を身体に巻き、肌を露出せずに川の水や湧き水に身を浸します。

バリヒンズーは聖水信仰と言ってもよいくらい、儀式には聖水や水がつきものです。

実はこれ、日本の神社仏閣の神事や法会にもとても共通する点で、神道の神事も水取りの儀から始まりますし、寺の法要もまたそうですね。

参拝前に手水舎で清めるのは、沐浴が簡略された作法ですものね。

水を命の源とし、また物事を伝達するツールと捉えているバリヒンズーの教えは、水文化を育んできた日本人には、とても馴染み深く、共感できるものかもしれないですね。