ハリ・サラスワティ
サラスワティの日に「頭がよくなりますように!」と祈る。
サラスワティは、日本では弁財天のことですね。
インドの女神としては、サラスヴァティと表記されることが常でしょうか。
ガンジス川の女神、水の女神、あるいはその奏でる器楽の調べから音楽、そして芸能の女神としてインドの神話に登場するサラスヴァティは、バリ島では勉学の女神と位置付けられています。
バリの学校(小学校から大学まで)の前庭や正門近くには、サラスワティの石像が飾られ、祠を設けてあります。
学業の向上を願い、日々の供物が供えられることは勿論ですが、ウク暦で210日に一度、「ハリ・サラスワティ」と呼ばれるサラスワティの日があります。
この日は本に供物を捧げ、本を読んではいけない日なんです。
もっとも厳密に言うと、インドのヴェーダ、バリではロンタルという教典に供物を捧げ、教典を開いてはいけない日、というのがそもそもの始まりとされています。
サラスワティの日、子供たちは、正装に身を包み供物を持って学校に通い、サラスワティの祠の前で祈ります。
「頭が良くなりますように!」と。。


