ウブド村についての基礎知識、祭礼や慣習の情報など

インドネシア・バリ島に旅したい方、バリ島に興味があるという方向けに、バリ島ウブド村の祭礼や慣習などについて纏めました。

ニュピ(バリの新年)

心静かに新たな一年を迎える。。

ニュピはバリのサカ暦(月齢の暦)で算出される、バリ島の新年のことです。

毎年、3月ないし4月に巡ってきます。

そしてこの日、バリは静寂の一日を過ごします。

ニュピの儀式はムラスティという海に向かって祈りを捧げ、心身を浄化する儀式から始まります。

ニュピ前日の夜はとても賑やかで、バリ島中で悪霊を追い払うため爆竹を鳴らし、オゴオゴというネブタの小型版のような張子を若者たちが担ぎ、村中を練り歩きます。

一家のお母さんは、ニュピの日のために豪華な料理をこしらえ、夕刻には家寺をはじめ家中の穢れを払うために、供物・線香・聖水・小さな松明を持ち、鍋釜を叩いて音を鳴らしながら敷地内を清めます。

ニュピの日は、火も電気も使ってはならず、外出も禁止です。

一日を黙想のうちに過ごし新たな一年を迎える、それがバリのニュピです。

この日、一日断食して瞑想に耽る人々もいます。

マンディ(水浴)タイムといって、川へ水浴に行く早朝・夕刻のみ外出禁止令は解除となります。

勿論、この日は車も走りませんから、マンディタイムを利用して歩行者天国となった道路で遊ぶ子供の姿なども見かけられます。

小さな子供がいる家庭では若干の融通が利きますが、ニュピの日はテレビやパソコン・携帯電話もオフにして過ごします。

日本にも、こんな日が年に一度くらいあってもいいな、と思いませんか?

ちなみに、2009年のニュピは3月26日です。